2017年11月25日(土)。アクト企画の制作室にて馬場ゼミを開催しました。

馬場ゼミとは、高田馬場にある企業や商店が講師となり、プロの専門知識や機材を参加者に体験してもらう地域密着型のワークショップ教室です。
今回アクト企画では、「レーザー加工機で断裁・彫刻するかんたん革小物作り」を体験していただきました。
看板制作でアクリルの切文字などをカットしてくれるレーザー加工機ですが、革の加工にも使用できます。

熟練の技術が必要な革をカットする工程を、レーザー加工機が全てやってくれるので、初めての方でも簡単で本格的な革小物の制作が可能です。

今回ご参加いただいたお二人は、大切な奥様やお子様へ、手作りのプレゼントを贈りたいとの事です。良い作品が出来ると良いですね。

こちらが材料の革です。
とてもカラフルですね。
この一枚の革から何ができるのでしょうか?

まずパソコンで型を制作します。

縫い合わせる為の糸や金具を通す為の小さな穴を開ける細かな作業もレーザー加工機は大得意。カットに合わせて同時に加工する事が可能です。

型に合わせて革をカットしていきます。
熟練の職人さんでも難しい直線や曲線を組み合わせたカットもレーザー加工機はお手のものです。

画像やロゴマークを彫刻していきます。
手作業ですと、まずルーターや彫刻刀で焼印(刻印)を作ってから革に型押しするので、とても手間のかかる作業なのですが、レーザー加工機は革に直接画像やロゴマークを彫刻(レーザー彫刻といいます。)していきます。

型抜きが完了しました。通常はカットした断面にも毛羽立ちや傷の防止に薬品を使った磨き処理が必要となるのですが、レーザーは革を焼き切っているので、面倒な側面の処理も不要です。

レーザー加工機での作業はここまで、ここからは手作業で進めていきます。
カットした二枚のレザーを蝋引きの紐(ワックスコード)を使って縫い合わせていきます。
蝋引き紐とは文字通り蝋を塗った紐です。蝋を塗る事で丈夫で水に強く、縫いやすくもなります。
お二人共とても器用です。スムーズに縫い合わせていきます。

縫い終わったところでほつれないようにしっかりと止めれば完成です。

世界に一点、オリジナルパスケースとレザートレーが完成しました。
レザーの風合いを活かしたデザイン、もちろん実用性もバッチリです。
プロが作ったかのようなクオリティに皆さん大満足いただけました。

その後、お二人共に奥様やお子様へのプレゼントされたとの事です。
奥様もお子様も、世界にひとつだけの手作りのプレゼントをとても喜んでくれました。
とのご連絡をいただきました。
ご参加いただいた皆様。ありがとうございました。